美しいアイスキャンドルの作り方【屋外・冷凍庫どちらも対応】

実際にアイスキャンドルを作成して、手順と注意点をまとめました。

夜を幻想的に彩る「アイスキャンドル」。

氷の壁から優しい光がこぼれます。

本記事では、風船やバケツ、紙コップなどの身近な日用品を使って、自宅でできるアイスキャンドルの作り方を種類別に詳しく解説します。

また、温暖な地域でも作れる「冷凍庫を活用した作り方」や、氷の透明度を上げるコツについてもまとめました。

アイスキャンドルとは?

屋外でバケツを使ってアイスキャンドルを作る場合の手順

アイスキャンドルとは、中を空洞にして凍らせた氷の器に、ろうそくやLEDライトを入れて火や光を灯す冬の造形物です。

氷の厚みや形によって光の見え方が変わり、独特の温かみのある灯りになります。

本来は、夜間の気温が氷点下になる寒冷地で、屋外の冷気を利用して作られるのが一般的です。

しかし、冷凍庫をうまく利用すれば、気候に関わらず自宅で手軽に作ることもできます。

アイスキャンドル作りに必要なもの

アイスキャンドルを作るための基本的な材料と道具は以下の通りです。

家にあるものや、100円ショップで簡単に揃えられます。

【基本の材料・道具】

  • 型となる容器(風船、バケツ、紙コップ、牛乳パックなど)
  • 光源(ティーライトキャンドル、または小型のLEDライト)
  • チャッカマン(ろうそくを使用する場合)
  • セロテープ(容器の固定用)
  • ドライバーやアイスピック(氷に穴を開ける用)

【アレンジで使えるもの】

  • 絵の具や食紅(氷に色をつける場合)
  • ドライフラワー、木の実(氷の中に閉じ込める場合)

「冷凍庫」でのアイスキャンドルの作り方

外気温が氷点下にならない地域の方や、マンションなどで屋外の作業スペースがない方は、バケツを使った方法でアイスキャンドルは作れません。

そういった場合は、次の手順のように、紙コップやプラカップ、牛乳パックを使って、自宅の冷凍庫でアイスキャンドルを作ってください。

紙コップ・プラカップを使った作り方

実際にコップでアイスキャンドルをつくって灯しました。

サイズの異なる2つのカップを重ねることで、水を捨てる手間なく確実に空洞を作れる方法です。

子どもでも簡単に作成できるのでおすすめの方法です。

  1. 大きめの紙コップ(またはプラカップ)に水を少し入れる。
  2. その中に、一回り小さなコップを重ねて入れる。
  3. 内側のコップが浮いてこないように、中に重り(小石や水)を入れる。
  4. 2つのコップの隙間に水を注ぎ足し、テープで固定して凍らせる。
  5. 凍ったら、内側と外側のコップを剥がして完成。内側のコップは、お湯を入れると取り外しやすいです。

牛乳パックを使った作り方

実際に牛乳パックでアイスキャンドルをつくって灯しました。

飲み終わった牛乳パックを再利用して、ブロック型のアイスキャンドルを作ります。

  1. 牛乳パックの上部を切り取り、好みの高さにする。
  2. 紙コップの手順と同様に、中心に一回り小さな容器(小さなペットボトルや細いグラスなど)を入れ、テープで固定する。
  3. 隙間に水を入れ、一晩凍らせる。
  4. 凍ったら牛乳パックを破って取り出す。一回り小さな容器は、お湯を入れると分離しやすいです。

「屋外」でのアイスキャンドルの作り方4選【種類別】

ここからは、夜間の気温が氷点下になる環境において、屋外で冷気を利用して作る方法を容器別に2つ紹介します。

風船を使った作り方

実際に雫型のアイスキャンドルをつくって並べました

丸みを帯びたしずく型を作れるのが風船を使った方法です。

  1. 水風船、または標準サイズのゴム風船を用意し、蛇口から直接水を注ぎ入れる。
  2. 適度な大きさになったら、空気が入らないように風船の口をしっかり結ぶ。
  3. 屋外の雪の上や、ボウルなどの上に置いて一晩(約8〜12時間)凍らせる。
  4. 外側が厚く凍り、中が液体の状態の風船をハサミで切ってはがす。
  5. 上部の薄い氷を割り、中の水を捨てて空洞を作れば完成。

バケツを使った作り方

存在感のある大きなアイスキャンドルを作りたい場合はバケツを使用します。

  1. バケツに水を8分目まで入れる。
  2. 屋外に一晩放置する。(寒冷地でも大きめのバケツは中まで凍るのに時間がかかるため、外側だけを凍らせるのに適しています)
  3. 翌朝、バケツを逆さにして氷を取り出す。(抜けにくい場合は、バケツの外側に少しお湯をかけると外しやすくなります)
  4. 氷の底(本来は水面だった部分)の中心を割り、中の水を捨てる。

アイスキャンドルを美しく作るためのコツとアレンジ

アイスキャンドルをより美しく、魅力的に仕上げるためのテクニックを解説します。

凍らせる時間の見極め

アイスキャンドル作りの最大の失敗は「中心まで完全に凍ってしまい、キャンドルを入れる場所がなくなる」ことです。

外気温や容器のサイズによって凍る速度は大きく異なります。

就寝前に仕込む場合は、翌朝早めに状態を確認してください。

外側の氷の厚さが1.5cm〜2cm程度になっていれば、十分な強度と透明度が保てます。

氷の透明度を上げる裏技

一度、沸騰させて冷ました水を使うことで、氷の透明度を高めたアイスキャンドル

水道水をそのまま凍らせると、水に含まれる空気や不純物によって氷が白く濁りやすくなります。

透明度の高いクリスタルガラスのような氷を作りたい場合は、「一度沸騰させたお湯を、常温に冷ましてから使う」のが効果的です。

煮沸することで水中の空気が抜け、透明な仕上がりになります。

色付けや花を閉じ込めるアレンジ

水に少量の水彩絵の具や食紅を溶かしてから凍らせることで、カラフルなアイスキャンドルを作れます。

また、水を張った容器の中に木の実、ドライフラワーなどを沈めて凍らせると、植物が氷の中に閉じ込められたハーバリウムのような美しい造形になります。

アイスキャンドルを楽しむ際の注意点

安全に楽しむための取り扱い方法や、終了後の片付けについて確認しておきましょう。

火の取り扱いとLEDライトの活用

本物のろうそくを使用する場合、風で火が消えやすいため、深めの空洞を作る必要があります。

また、周囲に燃えやすいものがないか必ず確認してください。

小さなお子様がいるご家庭や、火災のリスクを完全に排除したい場合は、100円ショップ等で販売されているキャンドル型のLEDライトの使用を強く推奨します。

風で消える心配もなく、安全に光の揺らぎを楽しむことができます。

片付け・現状復帰

アイスキャンドルは気温が上がると溶けて水になります。

ベランダや玄関先など、水浸しになると困る場所で楽しむ場合は、溶ける前に撤去するか、排水溝の近くに移動させるなどの配慮が必要です。

中に植物などの装飾を入れた場合は、溶けた後にゴミが残らないよう回収してください。

まとめ

本記事では、身近な道具を使ったアイスキャンドルの作り方を解説しました。

  • 氷点下にならない地域でも、冷凍庫を使えば手軽に作成可能
  • 風船、バケツ、紙コップ、牛乳パックなど、使う容器によって形を変えられる
  • 一度煮沸した水を使うことで、透明度の高い美しい氷になる
  • 安全性や利便性を考慮し、LEDライトの活用もおすすめ

必要な材料は水と容器だけであり、手順も非常にシンプルです。

幻想的な光の演出をぜひご自宅で楽しんでみてください。