
自然の草花を閉じ込めたボタニカルキャンドル。
その魅力的な姿を見て、自分でも作ってみたいと思いませんか?
本記事では、ボタニカルキャンドルの特徴から、安全な使い方、市販の材料(100均など)を用いた基本的な作り方、そして品質に定評のあるおすすめのブランド・商品8選を解説します。
ボタニカルキャンドルとは?
ボタニカルキャンドルとは、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、ハーブ、スパイスなどの自然素材(ボタニカル)をワックス(ロウ)の中に封入したキャンドルの総称です。
最大の特徴は、植物の自然な造形や色彩をそのまま閉じ込めている点です。
火を灯すことで内側から植物が照らされ、独特の陰影が生まれます。

また、燃焼させずにそのまま置いておくだけでも、おしゃれなインテリア雑貨として使えます。
ボタニカルキャンドルの正しい使い方と注意点
植物が含まれている以上、一般的なキャンドル以上に正しい燃焼の管理が求められます。
引火を防ぐための燃焼の仕組みと注意点
適切に設計されたボタニカルキャンドルは、外側に植物を配置し、内側のみが燃焼する「二重構造」で作られています。

しかし、誤った使用方法は外側の植物への引火を招く恐れがあります。以下の点に留意してください。
- 連続燃焼時間を管理する: 1回の燃焼は2〜3時間程度にとどめます。ロウのプール(溶けた部分)が広がりすぎると、外側の壁が崩れ、植物が内側に流れ込んで引火する原因となります。
- 耐熱性のプレートを使用する: 万が一ロウが外側に流れ出た場合に備え、必ず不燃性・耐熱性の受け皿の上で使用してください。これはボタニカルキャンドルの注意点というより、キャンドル全てにいえることです。
保管環境と経年変化の捉え方
直射日光や高温多湿の環境を避けて保管してください。
紫外線により植物の退色が早まるほか、室温の上昇でロウが軟化・変形する可能性があります。
ボタニカルキャンドルの基本的な作り方
二重構造の仕組みを理解すれば、自宅でも安全性を考慮したボタニカルキャンドルを制作することが可能です。
必要な材料と道具(100均で揃うアイテム)
- パラフィンワックスまたはソイワックス
- 紙コップ(大・小の2サイズ)
- キャンドル用の芯
- ドライフラワーやハーブ
- 割り箸(芯の固定用)
- ピンセット
- IHヒーターと鍋
二重構造を作る基本手順
①内部のキャンドル作成: 小さな紙コップに溶かしたロウを入れてキャンドルをつくります。このとき、割り箸でキャンドルの芯を固定してずれないようにします。芯の座金は両面テープで紙コップの底に固定します。

②ドライフラワーやハーブを入れる:小さな紙コップで作ったキャンドルを取り出し、大きな紙コップに入れます。このとき、キャンドルと大きな紙コップの間に隙間ができるので、ドライフラワーやハーブをピンセットで入れます。


③外側のロウを入れる:ドライフラワーやハーブを入れたら、その隙間を埋めるように溶かしたロウを入れます。冷えて固まったら、紙コップを取り出して完成です。
綺麗に仕上げるためのコツ
ロウを流し込む際は、気泡の発生を防ぐためゆっくりと注ぎます。
また、花材を過剰に詰め込むとロウが隙間に行き渡らず、外壁が脆くなるため、適度な空間を維持して配置してください。
ボタニカルキャンドルのおすすめ8選
現在市販されているボタニカルキャンドルの中から、デザイン・アロマ・口コミの評価を総合的に判断し、おすすめの8商品を厳選しました。
ROSY RINGS(ロージーリングス)「ボタニカルキャンドル プティ」
コロラド州発祥。アンティーク調のデザインと、押し花の美しさの評価が高いブランドです。
RATHBORNES 1488(ラスボーンズ)「ボタニカルビーコレクション」
アイルランドで500年以上の歴史を持つ老舗。ナチュラル素材と高品質な天然フレグランスオイルを使用し、伝統的な製法で作られています。
カメヤマキャンドルハウス「ボタニカルキャンドル」
日本の老舗メーカー。燃焼テストなど品質への信頼性が高く、価格も比較的安価であるため、日常使いにおすすめです。
LES CHOSES SIMPLES(レ・ショーズ・シンプル)「ソイワックスキャンドル」
フランス発祥。大豆由来のソイワックスとピュアな精油のみで構成されており、ボタニカル製品好きに特におすすめです。
Scarlet & Grace(スカーレット&グレイス)「ソイキャンドル」
オーストラリア産の原料を用いたヴィーガンフレンドリーな製品。燃焼時のススが出にくく、品質にこだわりたい方におすすめです。
MOONSOAP(ムーンソープ)「ボタニカルソイキャンドル」
国内製造によるオーガニック志向のブランド。パルマローザやローズゼラニウムの精油に、植物の葉や蕾をそのまま組み合わせた作りが評価されています。
The Munio(ザ・ムニオ)「ボタニカルソイキャンドル」
ラトビア発のブランド。オーガニック大豆ワックスと、北欧の野生のハーブや花を使用しており、無添加素材にこだわるユーザーから高く評価されています。
kinari(キナリ)「ボタニカルキャンドル 手作りキット」
必要な材料がすべてそろったキット製品。初心者の方でも本格的なボタニカルキャンドルを作れます。
まとめ
ボタニカルキャンドルは、お部屋を華やかにするインテリア雑貨としておすすめです。
二重構造の仕組みがわかれば、簡単に自分で作ることもできます。
ぜひ、自分だけのお気に入りにボタニカルキャンドルを作ってみてください。