
アロマキャンドルを作る際、「精油」や「アロマオイル」などさまざまな種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
オイル選びを間違えると、香りが飛んでしまったり、最悪の場合は引火の原因になったりすることもあります。
本記事では、キャンドル用オイルの正しい選び方や、精油とアロマオイルの違いなどについて解説します。
さらに、本格派から初心者まで安心して使えるおすすめの香料・精油ブランドも厳選してご紹介します。
キャンドルオイル(香料)の選び方【精油とアロマオイルの違い】
キャンドルに香りをつけるためのオイルには、大きく分けて「精油(エッセンシャルオイル)」と「アロマオイル(フレグランスオイル)」の2種類が存在します。
それぞれの特徴を正しく理解し、目的に合ったものを選びましょう。
精油(エッセンシャルオイル)とは?【天然成分100%】
精油(エッセンシャルオイル)とは、植物の花、葉、果皮、樹皮などから抽出された100%天然の芳香成分のことです。
植物本来の自然で奥深い香りを楽しむことができます。
アロマオイル(フレグランスオイル)とは?【合成香料】
アロマオイル(フレグランスオイル)は、人工的に合成された香料を含むオイルです。
熱に強く作られているものが多いため、キャンドルとして燃焼させた際もしっかりと香りが残ります。
【要注意】アルコール(エタノール)入りのアロマオイルは危険
キャンドル作りにおいて絶対に避けるべきなのが、アルコール(無水エタノールなど)が含まれたオイルです。
安価なアロマオイルや、ルームフレグランス(リードディフューザー等)用のオイルには、成分を希釈するためにアルコールが混ざっていることが多々あります。エタノールは引火点が約13℃と非常に低く、火を灯すキャンドルに混ぜると炎が異常に大きくなったり、火災に繋がったりする恐れがあり大変危険です。
キャンドルに使用する際は、必ず「純度100%の精油」か、成分表示を確認しアルコールが含まれていない「キャンドル制作用のオイル」を選んでください。
【結論】手作りアロマキャンドルにはどちらがおすすめ?
どちらのオイルを選ぶかは、キャンドル作りの目的によって異なります。
| 目的・重視するポイント | おすすめのオイル | 理由 |
| 自然な香りを楽しみたい | 精油(エッセンシャルオイル) | 植物本来の優しい香りを得られるため。 |
| 香りの強さやコスパを重視する | アロマオイル(フレグランスオイル) | 熱に強く香りが残りやいため。比較的安価なため。 |
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キャンドルにオイルを入れる量とタイミング
適したオイルを選んでも、入れる温度や量を間違えると「香りがしない」といった失敗に繋がります。
香りが飛ぶのを防ぐ最適な温度
オイルをワックスに投入する際は、「約60〜70度」に下がったタイミングが最適です。(ワックスの種類により多少前後します)
- 温度が高すぎる場合: オイルの成分が熱で揮発してしまい、完成時に香りが薄くなります。
- 温度が低すぎる場合: ワックスが固まり始め、オイルが均一に混ざりません。
温度計を使用して正確な温度を測り、適温になったら静かに混ぜ合わせるのが成功のコツです。
ワックスに対するオイルの適切な濃度(%)
キャンドルに添加するオイルの割合は、ワックスの重量に対して3〜10%程度が一般的な目安です。
- ほんのり香らせたい場合: 3〜5%
- しっかり香らせたい場合: 6〜10%
例えば、100gのワックスに対して5%の濃度にする場合は、5gのオイルを添加します。
精油1滴(約0.05ml)で計算すると約100滴(約5ml)が適量となります。
10%を超えるとワックスが正常に固まらなくなったり、燃焼不良を起こしたりする原因になるため入れすぎには注意しましょう。
キャンドル作りにおすすめの精油・アロマオイルブランド
現在市販されているキャンドルに使える精油・アロマオイルの「品質・香り・価格・口コミの評価」を総合的に判断し、おすすめの商品を厳選しました。
- プラナロム
- ニールズヤード レメディーズ
- 生活の木
- フレーバーライフ
- プリマヴェーラ
- フロリハナ
- カメヤマローソク
- 無印良品
では、それぞれの詳細を解説します。
プラナロム(PRANAROM)
- 精油(エッセンシャルオイル)
- 1980年にピエール・フランコムによって設立された、ベルギーのプラナロム社の精油です。現在は、ドミニック・ボドゥーの下、栽培、蒸留、分析が一貫して行われています。EUの医師たちとの連携した研究も行われているため、安心して使用できる精油といえます。やや値段は高めですが、品質はとてもよい精油です。
ニールズヤード レメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)
- 精油(エッセンシャルオイル)
- イギリス発祥のオーガニックコスメ・アロマブランドです。厳選されたオーガニック植物から抽出された精油は、上質で洗練された豊かな香りが特徴です。容器のきれいな青色も特徴的で、それだけでお部屋がおしゃれになります。やや値段は高めですが、品質は優れています。
生活の木
- 精油(エッセンシャルオイル)
- 「生活の木」は、日本のハーブ・アロマテラピーの定番ブランドです。精油の種類が豊富で、初心者から上級者まで安心して使用できます。実店舗も多く展開しているので、香りを実際に確認してから購入できるのもメリットです。購入しやすい価格でコスパに優れているため、アロマ初心者の方はまず始めにこちらのブランドから入るのがおすすめです。
フレーバーライフ(Flavor Life)
- 精油(エッセンシャルオイル)
- 精油は、空気に触れたり、温度や湿度、光等の影響を受けたりすると、精油本来の香りが失われることがあります。フレーバーライフでは、精油を海外の供給元から航空便で直接輸入し、東京・国分寺にて、手作業で充填し、鮮度を保っています。また、海外からの輸入は、英国「Aromatherapy Trade Council」※1 及び、「Soil Association」(英国土壌協会)※2 加盟社からの、信頼のおける原料のみ使用されています。
※1 Aromatherapy Trade Council•••成分分析を行い、高水準の品質や安全性に取り組む英国の機関
※2 Soil Association(英国土壌協会)•••英国のオーガニック認証機関
プリマヴェーラ(PRIMAVERA)
- 精油(エッセンシャルオイル)
- プリマヴェーラは、自然の中で栽培された原材料のみを使い、高純度に抽出した100%天然由来成分を使用しています。また、それらの原料の個性的な香りと特徴をうまく掛け合わせ、3種類の「香りの構成」をバランスよく組み合わせたブレンド精油にこだわりをもっています。普通の香りに飽き、特徴的な香りを探している方におすすめです。
フロリハナ(FLORIHANA)
- 精油(エッセンシャルオイル)
- 南フランス・プロヴァンスの蒸留所で作られた、伝統製法とオーガニック原料にこだわった精油です。フロリハナは、フラッシュデタント(低温低圧蒸留)という技術により、精油、芳香蒸留水の蒸留を行っています。低い温度でじっくり抽出することで、植物本来の繊細でピュアな香りが熱で損なわれることなく生きています。オーガニック認証も取得しており品質は折り紙付きです。
カメヤマローソク
- アロマオイル(フレグランスオイル)
- 手作りキャンドル専用のフレグランスオイルです。ベリー、ソーダ、ライラック、シュガークッキーなど、珍しい種類の香りが販売されています。フレグランスオイルということもあり、値段が安く、購入しやすいです。
無印良品
- 精油(エッセンシャルオイル)
- 手軽に入手でき、コストパにも優れているのが無印良品です。単一の精油だけでなく、「くつろぎブレンド」「すっきりブレンド」など、調合されたブレンドエッセンシャルオイルも豊富にそろっています。特に「おやすみブレンド」は、イランイランやマンダリンをブレンドをした精油で、おやすみ前についかぎたくなる香りです。
まとめ:お気に入りのキャンドルオイルで癒やしの空間を
キャンドルの香り付けには、大きく分けて天然成分の「精油」と、合成香料である「アロマオイル」があります。
それぞれの特徴を理解して使い分けをしてください。
最後におすすめの精油・アロマオイルブランドをもう一度載せておきますので、アロマキャンドルづくりの参考にしてください。
- プラナロム
- ニールズヤード レメディーズ
- 生活の木
- フレーバーライフ
- プリマヴェーラ
- フロリハナ
- カメヤマローソク
- 無印良品
