
キャンドルの種類は「形状(形)」と「素材(ワックス)」の2つの視点で分けることができます。
見た目だけでなく、使われている素材によって燃え方や香りの広がり方、煙の出にくさが異なります。
この記事では、キャンドルの種類を形状・素材別に解説します。
キャンドルの種類は大きく分けて「形状」と「素材」の2つ
キャンドルの種類となると、以下の2つの分類を理解することが大切です。
- 形状・用途による種類(ピラー、ティーライト、コンテナーなど)
- 素材(ワックス)による種類(パラフィン、ソイ、蜜蝋など)
まずは、見た目でわかりやすい「形状」の種類から解説します。
【形状・用途別】キャンドルの種類と特徴
キャンドルの形状は、使うシーンやインテリアの雰囲気を大きく左右します。
6つの種類をご紹介します。
ピラーキャンドル

「ピラー(柱)」の名の通り、円柱や四角柱の形をした、最もオーソドックスな自立型キャンドルです。
芯が太く、炎が大きめに灯るのが特徴です。
サイズ展開が豊富で、どっしりとした存在感があるため、そのままお部屋に飾るだけでも立派なインテリアになります。
使用する際は、溶けたロウが垂れることがあるため、耐熱性のキャンドルプレート(受け皿)に乗せて楽しみましょう。
ティーライトキャンドル

アルミや透明なプラスチックの小さなカップに入った、直径4cm程度の小型キャンドルです。
元々はティーポットを保温するために作られたもので、燃焼時間は3〜6時間程度と短めです。
単体で使うというよりは、専用のキャンドルホルダーに入れたり、アロマポットの熱源として使ったりするのが一般的です。
価格も手頃です。
コンテナーキャンドル

ガラスの瓶(ジャー)や陶器、缶などの容器(コンテナー)にロウが注がれたタイプです。
ロウが溶けても容器の中に留まるため、受け皿が不要で後片付けが簡単なのが最大のメリットです。
また、容器がロウを支えるため、オイルをたっぷり入れてロウが柔らかくなっても形が崩れないため、香料をたっぷり含ませることができます。
そのため、アロマキャンドルの多くはコンテナーキャンドルを採用しています。
蓋付きのものなら、ホコリを防ぎ香りを長持ちさせることもメリットです。
テーパーキャンドル

先端に向かって細くなる、すらりとした細長い形状のキャンドルです。
自立しないため、専用の燭台(キャンドルスタンド)に立てて使用します。
ヨーロッパの食卓や結婚式、クリスマスディナーなど、特別でフォーマルなシーンを華やかに演出するのに欠かせないアイテムです。
フローティングキャンドル

水に浮かべて楽しむために、底が丸く平らに設計されたキャンドルです。
グラスやボウルに水を張り、そこに浮かべて火を灯します。
炎の光が水面に反射してゆらゆらと揺れる様子は非常に幻想的です。
お風呂(バスタイム)に浮かべて楽しむリラックスアイテムとしても人気です。
モチーフ・モールドキャンドル(型抜きデザイン)

花、フルーツ、動物、スイーツ、あるいは幾何学模様など、専用の型(モールド)を使って様々な形に成形されたキャンドルです。
韓国発祥の「ボンボンキャンドル(丸いキューブが連なったデザイン)」などもこの一種です。
火を灯すのがもったいないほどの可愛さで、ギフトや写真映えするインテリアとして人気があります。
【素材・ワックス別】キャンドルの種類と特徴
キャンドルの素材となる「ロウ(ワックス)」の種類によって、燃え方や香りの性質が変わります。
| ワックスの種類 | 主な原料 | 特徴・メリット |
| パラフィン | 石油 | 安価で発色が良く、最も一般的 |
| ソイ(大豆) | 大豆油 | ススが出にくく、空気浄化作用がある |
| 蜜蝋(ビーズ) | ミツバチの巣 | 保湿成分を含み、ほんのり甘い香りがする |
| ジェル | ミネラルオイル | 透明感があり、プルプルとした質感 |
| パーム | ヤシの葉 | 表面に雪の結晶のような模様ができる |
パラフィンワックス

市販のキャンドルで最も多く使われているのが、石油を精製して作られるパラフィンワックスです。
香料や着色料との相性が良く、鮮やかな色や様々な香りを作り出しやすいのが特徴です。
価格も比較的リーズナブルです。
ただし、他の自然由来ワックスに比べると、燃焼時に少しスス(黒い煙)が出やすいという側面があります。
ソイワックス

大豆(ソイ)から抽出された植物性油を原料とする、ナチュラルなワックスです。
融点(溶ける温度)が低いため、火を灯すと素早くロウが溶け広がり、香りが部屋中に行き渡ります。
また、パラフィンに比べてススが出にくく、燃えるほどに空気中の不純物を減退させる「空気清浄効果」があるとも言われています。
蜜蝋 (ビーズワックス)

ミツバチが巣を作る際に分泌するロウを精製した、古くから使われている希少な天然ワックスです。
ワックス自体にほんのりとした甘いハチミツの香りがついており、鮮やかな黄色(未精製の場合)が特徴です。
燃焼時間が長く、ススも出にくい上質な素材です。
アレルギーを起こしにくく、リップクリームなど化粧品の原料にも使われるほど肌に優しい成分です。
ジェルワックス

ミネラルオイル(鉱物油)などをベースに作られた、ゼリーのように透明でプルプルとした質感のワックスです。
その透明度を活かし、グラスの中にドライフラワーや貝殻、カラーサンドなどを閉じ込めた「ボタニカルキャンドル」や「マリンキャンドル」によく用いられます。
火を灯すと、閉じ込められたモチーフが光に透けて美しく輝きます。
パームワックス

ヤシ(パーム)の葉から抽出された植物性ワックスです。
パームワックスの最大の特徴は、固まる際に表面にキラキラとした雪の結晶やクリスタルのような美しい模様(結晶化)が現れることです。
これを利用して、独特のテクスチャーを持つキャンドルが作られます。
ススが出にくく、ソイワックスと同様にサステナブルな素材として人気があります。
目的・シーン別のおすすめキャンドル
次は、目的や使いたいシーンに合わせて、最適なキャンドルを紹介します。
リラックスタイム・就寝前のアロマとして
おすすめ:ソイワックスの「コンテナーキャンドル」

一日の終わりに寝室やリビングで癒されたい方には、グラスに入ったソイワックスのアロマキャンドルが最適です。
ススが出にくいため空気を汚さず、ソイワックスの低い融点によって、火を灯してすぐに優しい香りが部屋に広がります。
グラス入りならロウが垂れる心配もなく、そのまま蓋をして火を消せるタイプなら煙の匂いも防げます。
おしゃれなインテリアやプレゼント
おすすめ:デザイン性の高い「モールドキャンドル」や「ジェルキャンドル」
友人へのギフトや、お部屋のアクセントとして探しているなら、見た目のインパクトが重要です。
韓国インテリア風のボンボンキャンドルや、花が閉じ込められた透明なジェルキャンドルは、火を灯さずとも視覚で楽しめます。
ギフトとして特におすすめなのが、「Candle Shop Fragment」の「月のキャンドル」です。
モールドで月のかたちにつくられたキャンドルで、火を灯すと月の満ち欠けのように溶けていきます。


「Candle Shop Fragment」のキャンドルは以下の販売サイトからご購入ください。
まとめ
キャンドルには、大きく分けて「形状・用途」と「素材(ワックス)」による違いがあります。
- 形状: 使い方やインテリア性に直結(ピラー、コンテナー、モールドなど)
- 素材: 燃え方や香り、環境への配慮に影響(パラフィン、ソイ、蜜蝋など)
ぜひこの記事を参考に、あなたの毎日に癒しと彩りを与えてくれる、特別なキャンドルを見つけてみてくださいね。